もっとも典型的なスイスの家庭料理だそうです。
伝統料理ではないので、
あまりスイス料理専門店では見かけることがないようです。

材料(3~4人分):
とり胸肉 大2枚、皮や脂はきれいに取り去っておく
ほうれん草 1/2~1把 さっと茹でてアクを抜き、水気を絞ってから長さ2~3cmくらいに切っておく
たまねぎ 1/2個 薄めにスライスしておく
にんにく 1片 みじん切りにする
グリュイエールチーズ 30~50g
日本酒 100cc(普通は辛口の白ワインを使うが、日本酒を使ったほうが無難。料理酒はダメ)
塩、こしょう、ナツメグ 適宜
サラダ油 適宜
生クリーム 100~150cc
パセリ、チャイブなど好みの香草 (飾り用に。なくてもよい)
ヤキトリ用の竹串か、長めの楊枝 数本
- まず、詰め物を作る。フライパンに軽く油を敷き、みじん切りのにんにくを軽く炒める。香りが出てきたら、そこにスライスした玉ねぎをいれ、しんなりするまで良く炒める。更にほうれん草も加えてさっと混ぜ合わせ、塩、こしょうで薄目に味をつけたら火から下ろす。
- 素手で扱える程度の温度まで適当に冷まし、刻んだグリュイエールチーズを入れて良く混ぜ合わせ、好みでナツメグを少々ふって香りをつける。この段階でもう一度味見をしてみて、少々味が薄いようだったら少し塩を足してもよい。これで詰め物が準備できた。
- まな板の上にとり胸肉を平らに置き、肉の脇からそっと包丁を入れ、袋状になるように中を切り開く(よく切れる包丁を使えば簡単にできる)。
- 切り開いた肉に、2. の詰め物を詰めていく。できるだけみっちりすき間なく詰め、最後に竹串か楊枝で口の部分を刺し留めて閉じ、詰め物がはみ出さないようにする。その後、肉の表面に軽く塩を振り、コショウはたっぷりまぶす。
- フライパンに軽く油を敷き、最初に少し強めの火で1~2分焼いて肉の表面に焼き色をつける。ひっくり返して両面がきつね色になったら、日本酒を一気にかけまわし、フタをして弱火で15~20分ほど蒸し焼きにする。途中で1~2度裏返し、酒がすぐに蒸発してしまうようだったら適当に足せばよい。
- 肉に細い箸か竹串を刺してみて、透き通った汁が出てくるようだったら焼き上がり。肉を皿に取りだしたあと、フライパンに残った焼き汁に生クリームを注ぎ、よくかきまぜながら1分ほど強火で一気に煮詰め、ソースを作る。この段階でソースに好みのハーブやスパイス(エルブ・ド・プロヴァンスなど)を加えてもよい。
- 皿に盛った肉から竹串(楊枝)を取り去り、好みの飾り付けをする。いただくときは3~4センチくらいの厚さに切り、切り口が見えるようにめいめいの皿に取り分けるときれい。ソースをかけて召し上がれ。