しかし実際には、現在、地球上で知られている鉱物の数は4000程度である。
4000は多いが、無限にあるわけではない。
4000の鉱物のなかで、岩石を構成している鉱物の数は、おおよそ数10種類程度である。
この岩石をつくる鉱物のことを、造岩鉱物とよんでいる。
造岩鉱物のなかでも、とくにふつうに見られるのが、石英、正長石、斜長石、黒雲母、白雲母、角閃石、輝石、カンラン石である。
これらの鉱物に共通しているのは、すべて、ケイ素と酸素を含むことである。
そのために、ケイ酸塩鉱物ともよばれている。
酸素とケイ素は、地殻を構成している元素のなかではもっとも多い元素である。
小さな鉱物も、巨大な山もすべてが、ケイ酸塩という造岩鉱物からできているのである。