ダイアモンドは学術的にたいへん重要な鉱物である。科学技術の進歩した現代でも、地球のなかの物質を見ることはたいへんに難しい。
穴は、せいぜい10キロメートル程度掘るのが限界で、地球の半径の6400キロメートルから見ればゼロに近い。
ダイアモンドは、深いものでは地下約670キロメートルのところでできると考えられている。
ダイアモンドは、生成するときに、周りにある物質をなかに取り込むことがある。
一度取り込まれた物質は、周りの環境に影響されることなく、地表にもたらされる。
このようにして、ダイアモンドから、地球の深部の物質を手に入れることができる。
宝石としての価値は下がるが、研究者はその物質を調べることによって、地球のなかを知ることができるのである。
タイアモンドを見たときに、その美しさばかりでなく、ぜひ、地球内部の世界のことも思い描いてもらいたい。